MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション Version5のレポート画面(改善点をコメントでアドバイス)
MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション Version5のレポート画面(改善点をコメントでアドバイス)
[画像のクリックで拡大表示]

 日立ソリューションズの「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション Version5」は、ファイルサーバーのデータ量を減らすためのソフトである。ファイルサーバーを監視し、エンドユーザーに不要ファイルの候補を示し、削除を促す。オプションを適用すると、削除を促すだけでなく、ルールに合致したファイルを自動的に削除する運用もできる。

 ファイルが不要かどうかは、ファイルの更新頻度などで判断する。ユーザーが利用するGUI画面では、一定期間更新されていないファイルなどを抽出して削除対象ファイルの一覧として表示できる。ここからさらに複数の属性によってファイルを絞り込めるようにしている。

 また、アクセス/更新されていないファイルの抽出だけでなく、これとは反対に、指定した期間内にアクセス/更新されたファイルだけを抽出してバックアップすることも可能。本当に必要なファイルを絞り込んで保護できるので、遠隔レプリケーションによるBCP(ビジネス継続計画)用途に利用できる。

 オプション「MEANSアクセスログ連携オプション」を使うと、アクセスログ管理ソフト「ALog ConVerter」や日立製作所のストレージ「Hitachi Virtual File Platform」からファイルアクセスのログを収集できる。これら外部のアクセスログを取り込むことでアクセス状況の情報の鮮度が高まり、より的確に不要かどうかを判断できるようになる。

MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション Version5の概要
形態ソフトウエア
機能ファイルサーバー上にある不要ファイルを提示/削除
価格(税込み)■200万ファイルまで:115万5000円
■400万ファイルまで:210万円
■1000万ファイルまで:315万円
■3000万ファイルまで:525万円
オプションの価格(税込み)■MEANSアクセスログ連携オプション:52万5000円から
サーバーソフトの稼働環境Windows Server 2003/2008
クライアントの稼働環境Internet Explorer 6/7/8、Adobe Flash Player 10
発表日2013年5月8日
出荷日2013年6月1日