サイバネットシステムの「Windows 7ユーザーデータ移行支援サービス」は、企業クライアントのOSをWindows XPからWindows 7に移行する作業を支援するクラウドサービスである。XP搭載機(旧式PC)からWindows 7搭載機にデータを移行する。
あらかじめ新旧両方のパソコンに専用のエージェントソフトをインストールした状態で利用する。サイバネットシステム側からネットワーク経由でエージェントに指示を出し、新旧のパソコン間でデータを移行する仕組み。
移行対象データや移行スケジュールなどは、ユーザー企業の情報システム部門がサイバネットシステムと事前に話し合って決める。移行作業を実施するのはサイバネットシステムであって、ユーザー企業の情報システム部門が移行のために管理画面やツールを操作することはない。
移行対象となるデータは、ユーザーデータ(マイドキュメントやデスクトップにあるファイルやフォルダ、個別に指定したフォルダ)やOS設定(Internet Explorerの設定やネットワークプリンタの設定など)。さらに、Outlookのデータ(メールデータ、アカウント情報、アドレス帳)など個々のアプリケーションデータも対象にできる。任意のレジストリ内容の反映などもカスタマイズで請け負う。
Windows 7ユーザーデータ移行支援サービスの概要
提供する機能 | Windows XP機からWinodws 7機にユーザーデータなどを移動する |
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カスタマイズ/SI | 可能。任意のレジストリ内容の反映などもできる |
提供形態 | クラウドサービス(パソコン側には専用のエージェントソフトをインストールする) |
価格(税別) | 1台当たり5000円(500台の移行を依頼した場合) |
発表日 | 2013年4月23日 |
提供開始日 | 2013年5月8日 |