オーストラリアNintexの「Nintex Workflow 2013」は、マイクロソフトの共同作業プラットフォームSharePoint Server 2013のワークフロー機能を拡張するアドオンソフトである。コーディングすることなく、GUI操作でワークフローを作成できるのが特徴。ユーザーやアクセス権の管理はSharePoint Serverが行う。
ワークフローの作成は、Webブラウザからワークフロー設計画面を表示して行う。「ワークフローアクション」と呼ぶ100種類以上の機能要素をドラッグ&ドロップ操作で画面上に並べていくことでワークフローを作成できる。この際、コーディングは不要である。
ワークフローアクションには、Word連携アクションやExchange Server連携アクション、Dynamics CRM連携アクションなど、外部システムとの連携機能も含まれている。また、申請フォームにInfoPathを利用でき、Lotus Notes/Dominoで作成した複雑なフォームやフローを持つアプリケーションもSharePoint Serverに移行できるとしている。
Nintex Workflow 2013の概要
主な機能 | Microsoft SharePoint Server 2013のワークフロー機能を拡張するアドオンソフト。コーディングすることなく、GUI操作でワークフローを作成できる |
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動作環境 | Windows Server 2008 R2 SP1/2012 |
価格(税別) | 250万円から |
発表 | 2013年1月7日 |
出荷開始 | 英語版は2012年12月17日。その後、日本語版とクラウド(Office 365)版を順次提供 |