国内におけるスマートシティ関連IT市場が急拡大する。IDC Japanによると、2010年の市場規模は2461億円だった。2010年から2015年までは年率19.7%で成長し、2015年には6043億円に達するとみられる。東日本大震災の復興支援により、クラウドコンピューティングやスマートグリッドの導入が加速することが、市場が急成長する理由だ。大規模災害に強い分散型ネットワークの構築やデータセンター活用なども、市場拡大を後押しする。