販売促進やマーケティングのために、ブログやYouTubeといったソーシャルメディアを活用する企業が増えている。

 ネット調査サービス「gooリサーチ」を手がけるNTTレゾナントとループス・コミュニケーションズは、Twitterの企業アカウントを保有しつつ、通常業務で Twitterを利用している担当者を対象に、企業におけるソーシャルメディアの活用実態を調査した(「企業におけるソーシャルメディア活用状況」に関する調査結果)。

 その結果、調査対象である五つのソーシャルメディアの活用割合が、いずれも前回調査(2010年7月)を大きく上回った。

 活用割合が最も高かったソーシャルメディアは、ブログの76.5%(前回調査比7.3ポイント増)だ。これにYouTubeの57.7%(同19.6ポイント増)、mixiの51.7%(同8.8ポイント増)が続く。

 YouTubeとmixiは初めて半数を超えた。特にYouTubeは、調査対象の五つのソーシャルメディアのなかで、最も伸び率が高かった。前回は活用割合が20%前後だったFacebookとUstreamも、それぞれ10ポイント近く増えた。

 今回の調査対象にTwitterは含まれていない。だが、「今後活用したいメディア」について聞いたところ、最も利用意向が高かったのはTwitter(78.3%)だった。これにブログ(58.1%)、YouTube(28.3%)が続く。

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