クラウドコンピューティングの普及により、国内にあるデータセンターの総床面積が堅調に増えそうだ。矢野経済研究所の調査によると、2010年度の総床面積は、164万平方メートル。これが2014年度には202万平方メートルに広がる。2009年度から2014年度までの平均成長率(増床率)は5.1%だ。東京や神奈川など首都圏での増床率は4.0%であるのに対し、地方は6.5%である。地方自治体のデータセンター誘致が活発化していることが、背景にある。