資料の紹介
昨今のIoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の普及により、コンピューティングパワーやストレージへの需要は拡大し、大規模データセンターの建設・増築案件が急増している。そうしたデータセンターに不可欠な設備として、大容量UPS(無停電電源装置)がある。
電源はデータセンターの最も重要なインフラであるため、それ自体が高可用性や拡張性を備えていることは必須条件だ。さらに、UPS製品を選ぶ際には、総所有コスト(TCO)の検討も欠かせない。例えば、発熱が少なく空調容量が小さくて済めば、それだけ電気代を節約できるし、設備の専有面積を縮小できれば、建設コストを下げたり、サービス提供のためのスペースとして活用できる。
本資料では、大規模データセンター向けの最新の三相UPS製品を紹介する。段階的に増設できるモジュラー型設計により、初期投資を抑制しながら500kVAから最大1500kVAまで拡張できる。鉛蓄電池とリチウムイオン電池が使えるが、リチウムイオン採用時には、鉛蓄電池に比べ設置面積を最大60%、TCOを最大50%削減できる。