資料の紹介
日本の製造業は今、大きな岐路に立っている。デジタル化に乗り遅れ、IoTやAIはおろか、その前段階の生産管理システムやSCMシステムでさえ導入率は30~40%程度しかない。特に中堅以下の製造業でデジタル化が遅れている。
製造業が陥っている負のスパイラルを「逆回転」させるために、何をするべきか? そこで重要なのがデジタル化だが、現場はなかなかデジタル化に取り組んでくれない。デジタル化に向き合ってもらうには、ものづくりに特化したコミュニケーション基盤を導入したり、人材を組織横断で集めてプロジェクトを組んでみることだ。“系列”の中に閉じこもって、ひたすら改善を究めているだけでは新しい交流は生まれず、入ってくる情報も限られてしまう。
本資料は、製造業が今後もさらなる成長を続けていくために何が必要なのかを、ローランド・ベルガー代表取締役社長の長島聡氏と東洋ビジネスエンジニアリング常務取締役の羽田雅氏一が持論を語り合いながら、展望したものだ。なかなか進まない製造業のデジタル化を、どのようにして前向きに取り組めるようにするか、価値創造を実現するにはどうすればいいか、といったアイデアを事例とともに語っている。