資料の紹介
IoTは製品に新たな価値をもたらす。ユーザーにとってもそうだが、開発する側にとってもIoTから得られる情報は、製品開発のあらゆるシーンで有効だ。例えばユーザーの使い方を製品の改良に反映させるためにはIoTが欠かせない。次の製品にどのような新機能やサービスを追加するかといった企画を考えるとき、アンケート調査だけでは心許ない。そして市場投入後には、製品のトラブルによる価値の低下が心配だが、IoTによる情報収集によって解消できる。
製品のライフスタイルには研究開発、フィールドテスト、市場投入の3つのフェーズがあり、それぞれに対して適切なIoTシステムが必要となる。例えば、市場投入後のトラブルに対しては、製品の状態をIoTシステムで収集して診断し、故障に至る前に交換部品の手配や技術者の派遣などを行うことで防止できる。
本資料は、製品ライフサイクル全体を通したIoTシステム活用の留意点を詳しく紹介したものである。併せて、それらを実現するIoTシステムを紹介する。