資料の紹介

 自動運転への対応が進むこれからのクルマは、高解像度のカメラやレーダー、LiDAR(Light Detection and Ranging)を使ってクルマの周囲を認識するシステムを搭載するようになる。認識するためのデータ量は膨大になり、高速データ転送が要求される。もちろん車外との通信でも大量のデータをやり取りすることになる。しかも自動運転ではこれまで以上に信頼性が求められ、冗長性のあるリアルタイム処理が可能なアーキテクチャが必要になる。そして車載システムは2020年までに12Gbpsを超えるデータレートが要求されると予想されている。

 本資料(ビデオ)では、クルマの自動運転に向け、高速伝送に適したコネクタを使い、12Gbpsを超えるデータレートを必要とする物理層の課題を解決しようと提案している。その用途を車内ネットワークとインフォテインメント、安全性の3つに分けて解説。例えば、インフォテインメントでは、複数デバイスによる高いデータレートと、同期性のストリーミングという高性能要件が求められる、としてそのためのソリューションを紹介している。

 このビデオでは、合わせて具体的な車載用コネクタのラインアップを紹介。高速差動伝送方式向けの同軸コネクタだけではなく、光ファイバコネクタもあり、車載EthernetコネクタのMATEnetコネクタ、小型4連同軸コネクタのMATE-AX、そして車載用差動コネクタ0.5HSLという超小型の0.5端子を使った高速コネクタを解説している。今後のクルマの設計のために視聴してみる価値がある。

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