資料の紹介

 ロボットや装置、製造システムから発生する大量のデータを活用したビッグデータ分析やメンテナンスの予知など、インダストリー4.0のアプリケーションでは膨大な量の通信が発生する。ネットワーク帯域の圧迫や処理の遅延を防ぐうえで、データの発生源に直接設置し、データのリアルタイムで処理するフォグサーバーやエッジサーバーは極めて重要になる。

 フォグサーバーはリアルタイムで通信し、現場で必要とされるものすべてを統合する。フォグサーバーにすべてのタスクを配置するためにはまず、1台のサーバー上で稼働する様々なタスクを仮想化により安全に分離し、各コンポーネントに専用のリソースを割り当てるリアルタイム・ハイパーバイザーが欠かせない。加えて、リアルタイムの同期には仮想化されたサブシステムも必要になる。

 本資料では、こうした要件を満たしたモジュール式フォグサーバーを紹介する。リアルタイム・ハイパーバイザーでは、複数のリアルタイムOSのほか、汎用OSを単一のx86プロセッサー上で実行できる。さらに、リアルタイム通信プロトコルと組み合わせてTSN(Time Sensitive Networking)対応イーサネットを使うことで、リアルタイムのシステム間コミュニケーションを実現する。

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