資料の紹介

 データを暗号化し、「元に戻したければ指定した金額を払え」と脅迫するのがランサムウエアだ。2017年以降、全体的に減少していたランサムウエアだが、2019年には再び増加傾向にある。また、法人だけを攻撃対象とするランサムウエアや、遠隔操作ツールで侵入したあとランサムウエアに感染させる新たな手口も報告されている。

 フィッシング詐欺の脅威も引き続き高い。特に海外では、フィッシングサイトに誘導されたユーザー数は、前年同期比で1.6倍に増加している。さらに標的型攻撃では、クラウドストレージなどの正規サービスを利用する手法、改ざんされた正規ソフトを特定範囲に配信するサプライチェーン攻撃など、「正規」を悪用する手口も明らかになっている。

 本資料は、こうした最新の脅威をセキュリティ専門企業がまとめたレポートである。2019年第1四半期(1~3月)における世界と日本の脅威の最新情報が報告されている。セキュリティ対策の第一歩は、"今、何が起きているか"を知ることだ。本レポートで、ぜひ脅威の最前線を確認しておきたい。

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