資料の紹介
働き方改革法改正法案の適用が始まり、労働時間削減や業務効率化に本格的に取り組もうとする企業が増えている。しかし、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やAI(人工知能)の導入を検討したものの、想像以上に導入・適用に時間や手間がかかり、システム改修も必要になることが判明し、計画が頓挫してしまうケースは多い。
例えば、複数の業務システムを使う業務フローだったり、非定型の業務が多かったりする場合、RPA導入で改善できる業務が限られてしまうことがある。マニュアルや注意事項が多くヘルプデスクに頼りがちな業務や、後付けでマニュアル外の運用ルールや注意事項が増えていくような業務も、RPAの導入は難しい。
本資料では、こうした課題を抱える企業向けに、視点を変えた解決法を提案している。アノテーション(注釈)を利用することで、業務の効率化を図るというアプローチである。業務システムの画面に注釈を重ねて表示するだけなので、既存システムを改修する必要がなく、既にRPAを使っていても導入できる。コールセンターや受発注処理に適用して50%以上の改善を実現した事例もあるという。