資料の紹介
Lotus Notesは1989年に画期的な製品として登場した。グループウエアという言葉を市場に浸透させたのはこの製品である。強力なドキュメントデータベース機能を備え、ソーシャル機能やコミュニティの迅速な構築に強みがあった。しかし、時代は移り変わり、企業の在り方も変わった。デジタルトランスフォーメーションを重視する企業はLotus Notesから脱却し、現在のビジネスに即した技術を採用すべき時期がやってきた。
移行を実施する場合には、さまざまな課題がある。たとえば、Lotus Notesアプリケーションを多数抱えている場合、アプリケーションの評価は大変な作業量となる。それが済んだら、次は新しいプラットフォームの選択だ。選択にあたっては、性能や使いやすさはもちろんだが、開発環境やほかのアプリケーションとの連携も重要になる。プラットフォームを選択できたら、Lotus Notesアプリケーションの移行を具体的に考えることになるが、廃止やパッケージ製品やSaaSへの移行も考慮しなければならない。
本資料は、Lotus Notesという巨大なアプリケーションから、現状のビジネス環境に合ったシステムにどう移行するかを5つの課題にまとめて解説したものである。