資料の紹介

 ビジネスパーソンは交換した名刺をどのくらい役立てているだろうか。調査した結果、約48%のビジネスパーソンが100枚以上の名刺を保有しているものの、約49%が名刺の整理をしていないことが分かった。また、各種データの推計結果によると、名刺交換後に約61%の名刺が活用されずに眠ってしまっている「冬眠人脈」となっており、1企業当たりの平均経済損失額は年間約120億円と推計する。名刺は「正確な顧客情報」と「顧客との接点」としての大きな価値を持つ。それを引き出しの中に眠らせていては、企業にとって大きな損失となる。

 この「冬眠人脈」を活用するために、まずは人脈を可視化することが必要だ。人脈を可視化する手段の一つとして、全社員の名刺をクラウド上で管理する方法がある。クラウドで共有すれば、時間や場所を選ばず、全社員が持つ人脈の人物情報を簡単に確認でき、機会損失が減るだけでなく、人脈活用の可能性が広がるだろう。

 

 本資料は2018年4月に実施した「働き方に関する意識・実態調査」や総務省の調査の結果を元に、名刺に関わる人脈の利用実態を分析したものだ。名刺をクラウドで管理することで、チーム同士でお互いの人脈を活用して、すぐに新たなアプローチをしたり、情報を持っている人に詳しく聞いてみたりするといったコミュニケーションも活性化するとしている。

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