資料の紹介
クラウド導入のメリットで真っ先に挙げられるのは、低コストのハードウエアとオープンソースのアプリケーション開発ツールの組み合わせによって、インフラのコストと人件費を削減できることだろう。クラウドサービスを利用する企業は、俊敏性を高め、コストとリスクを低減することで、競争優位に立とうとしている。
一方でクラウドには、機械学習やIoTなどの新しい仕掛けを利用した革新的なソリューションを継続的に投入できるようになるという利点もある。最近では、顧客ニーズをつかむ新しい商品やサービスを他社に先駆けて提供し、新規参入組を含めた競合に打ち勝つという目的で、クラウドを導入する企業も増えている。
本資料では、クラウドがITやビジネスに及ぼす影響を明らかにするため、世界各地の27の大企業を対象に実施したインタビュー調査の結果を報告する。これらの企業はクラウドにより、ITサービスの提供コストを低減するだけではなく、提供方法を改革し、ビジネスの変革を支援することで市場競争力を高め、市場ニーズへの対応力も改善したという。