資料の紹介
中小企業の成長過程における最初の関門と言われる「年商2億円の壁」。それを超えるためには何が必要なのだろうか。マクロミルが中小企業の経営層を対象に実施したWebアンケートの結果からは、「明確なビジョン」を持ち、かつ「そのビジョンを明示している」ことが、年商2億円超とそれ以下の中小企業との大きな違いの一つだと分かる。
他方で、中小企業庁主催の研究会(※)の報告書では、従業員50人程度の中小企業では、会社のビジョンやミッションが明確に言語化されていないことが多いとの指摘がある。つまり、年商2億円の壁を超えるためには、経営ビジョンを言語化して明確にし、それが社内に浸透するよう、コミュニケーションを活発化する手立てが必要だ。
本資料では、マクロミルが実施したWebアンケートの結果をもとに、年商2億円の壁を越えるために何が必要なのかを考察、6つの指針としてまとめた。年商2億円超の企業と2億円以下の企業を比べると、経営ビジョンのほかに、ITによる業務改善、顧客管理(CRM)への取り組みに違いが見られるという。実際に2億の壁を突破した不動産会社の事例も紹介する。