資料の紹介
精神障害者の家族会を母体として1983年に発足し、今では8つの事業所で、精神障害者向けの生活・就労支援サービス全般を提供しているわかくさ福祉会(東京都八王子市)。同会が精神障害者向けに様々なサービスを円滑に提供するうえで、大きなネックになっていたのが、ITインフラのトラブル対応だった。
8事業所が別々に通信インフラを導入していたため、契約プロバイダもサービス内容もバラバラだった。そのため、ある事業所で通信のトラブルがあると、理事長がその都度、プロバイダや契約内容を確認して問い合わせたり修理を手配したりしていた。このままでは日常業務が圧迫されるだけでなく、セキュリティ面でもリスクになりかねない。そう考えた理事長は、8事業所の通信インフラを統一し、各事業所が自力でトラブルを解決できる環境の整備に乗り出した。
本資料は、わかくさ福祉会が、上記の問題を解決するために、24時間365日サポート付きIT環境整備サービスを導入するまでの経緯をまとめたケーススタディである。通信やネットワーク周りをはじめ、プリンターなど周辺機器のトラブルにも対応するという同サービスを導入した後、トラブル対応がどのように変わったかについても、理事長のコメントを交えて紹介している。