多くの企業でデジタルトランスフォーメーションへの取り組みが活発化している。ビジネスモデルやUXなどだけでなく、プロセスを最適化して新たなビジネスを創出する基盤としてもERPの重要性は高くなってきている。ビジネスにおけるデータ活用が急務となっている今、現状を見える化し、次の一手を打つためにERPを導入することが企業にとって必要不可欠となってきているのだ。成長企業やグローバル展開を計画している企業なら、なおさらERPなどのシステム基盤を整備し、経営に役立てる必要があるだろう。内部統制によるコンプライアンス対応、意思決定の迅速化、顧客満足度の向上など、ERP導入によるメリットは非常に大きい。

 しかし、ERP導入に失敗してしまう企業も少なくない。導入コストが膨大となったり、構築に時間がかかってしまったりという話もあるため、企業は十分な効果を得るために、今後は新しい視点を含めて検討していく必要がある。では、スピード経営を実現するためにシステムを導入し、しっかりとした運用を行うためには何が必要なのだろうか。株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ ゼネラルビジネス事業部 統括部長の大坂剛弘氏と株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ ゼネラルビジネス事業部 GB Sales Team マネージャーの藤田茂明氏に話をうかがった。

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