第1回ではスマートグラスの特長を三つ挙げた。
- 情報を確認しながら両手が使える(ハンドフリー)
- 情報をすぐに確認できる(リアルタイム通知)
- 見たままの情報をそのまま送信できる(遠隔サポート)
ここから、自社または顧客の課題解決にスマートグラスを適用できるシーンが浮かんだという人も多いだろう。今回はスマートグラスがどのように活用できるか解説する。併せて制約や課題、将来性についても触れる。
スマートグラスの業務利用イメージ
SAPジャパンは、スマートグラスを活用するイメージビデオを公開している。
「SAP&Vuzixが提供するスマートグラスで工場労働者にハンドフリーのイノベーションを」との題を付けられたこのビデオは、倉庫内の集荷業務がスマートグラスを使って効率化される様子を示している。これはイメージビデオのため、将来可能になる見込みの機能も含まれている。