説明文

 <a>タグではリンクの文字色が操作の状態によって変化する。例えば,リンク先に訪れたことのない場合は文字色を青,訪問済みの場合は文字色を紫で表示するなどだ。

 これらの状態ごとの文字の色を指定したい場合は「疑似クラス」を利用する。疑似クラスは,以下のようにスタイル・シートの対象となるタグの後に「:」と疑似クラス名を順に記述すればよい。

タグ名:疑似クラス {スタイル}

 <a>タグでは以下の疑似クラスを利用することができる。

疑似クラス名意味
link未訪問のリンク先
visited訪問済みのリンク先
hoverマウスがリンクの文字列上に置かれた場合の状態
activeリンクをマウスで押した(ボタンを放していない)状態

 例えば,訪問済みのリンクの文字を緑の太字にする場合は,以下のように指定すればよい。

a:visited { color : green;
            font-weight : 700; }