YouTube Captureの画面
YouTube Captureの画面
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 米Google傘下のYouTubeは現地時間2012年12月17日、米Appleの「iPhone」および「iPod touch」で手軽にビデオを撮影および共有できる「YouTube Capture」アプリケーションを発表した。Appleの「App Store」から無償でダウンロードできる。

 YouTube Captureは、開くとすぐに録画の準備が整い、ビデオを撮影してキャプションを入力し、目的のネットワークを選んで「Share」ボタンをタップすればすぐに共有できる。YouTubeをはじめ、「Google+」「Facebook」「Twitter」への同時アップロードが可能。撮影後にアプリケーションを最小化しても、バックグラウンドでビデオのアップロードを継続する。また、ビデオを撮影する際にiPhoneを横向き(ランドスケープモード)にするよう知らせる機能も備える。

 アップロードするビデオは、自分のみ視聴する「Private」、ビデオのリンクを送った人のみ見られる「Unlisted」、一般ユーザー向けに公開する「Public」に設定できる。

 色補正や手ぶれ補正機能のほか、長さをカットしたり、YouTubeから無償のBGMを追加したりできる。これらの加工処理は、すでに端末上に保存されているビデオにも適用でき、あとから「YouTube.com」サイトで加工処理を取り消すことも可能。

 iPhoneおよびiPod touch向けYouTube Captureは「iOS 5.0」以降で動作する。「iPad」にも対応するが、最新スマートフォン「iPhone 5」に最適化している。

 また、Android向けYouTube Captureも将来リリースする予定で作業を進めているという。

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