耳掛け型Bluetoothイヤホンマイク「Bluetooth headset Series 2」。写真左が右耳用のモデル、写真右が左耳用のモデルで、いずれか一方を使用する
耳掛け型Bluetoothイヤホンマイク「Bluetooth headset Series 2」。写真左が右耳用のモデル、写真右が左耳用のモデルで、いずれか一方を使用する
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強風の中で音声通話する場合に、自分の声に混ざる周囲の騒音を低減できる
強風の中で音声通話する場合に、自分の声に混ざる周囲の騒音を低減できる
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2種類の異なるマイクを内蔵し、使用者の音声と周囲の騒音を集音し解析しやすくした
2種類の異なるマイクを内蔵し、使用者の音声と周囲の騒音を集音し解析しやすくした
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 ボーズは2011年11月22日、携帯電話用の耳掛け型Bluetoothイヤホンマイク「Bluetooth headset Series 2」を発表した。右耳用と左耳用の2モデルを用意しており、価格はそれぞれ1万7220円。発売は11月25日。

 Bluetoothに対応したスマートフォンや携帯電話と接続し、端末を持たずに通話できる。

 従来モデルと比べ、ノイズキャンセリング機能を強化している。具体的には、内蔵のマイクを1個から2個に増やし、音声通話で使用者が話している場合に、使用者の声と周囲の騒音を解析して騒音だけを低減する機能を強化した。一般に、強風の吹く中で通話するとマイクが風切り音を拾ってしまうことがあるが、今回のモデルは特にこうした風切り音を大幅に低減できるとする。

 従来モデルで対応していたBluetoothのHSP(headset profile)、HFP(hands-free profile)の各プロファイルに加え、今回の製品では新たにA2DP(advanced audio distribution profile)に対応した。これにより、スマートフォンのアプリなどで音楽を再生し、同製品で聴くことが可能になった。

 このほか、周囲の騒音に比べ通話相手の声が小さい場合に、イヤホンの音量を自動的に大きくして聞こえやすくする機能などを、従来モデルと同様に搭載している。

 リチウムイオンポリマー電池を内蔵しており、標準添付のUSBケーブルを介してパソコンなどから充電する。連続待受時間は100時間、連続通話時間は4.5時間。