米Googleの子会社である米YouTubeは米国時間2008年11月24日,同社が運営するビデオ共有サービス「YouTube」のビデオ・プレーヤをワイドスクリーンに変更したと公式ブログで発表した。

 YouTubeは,Webページの横幅を960ピクセルに拡大することで,通常のビデオ視聴に使われるワイドスクリーンに変更したと説明。ワイドスクリーンのアスペクト比16:9を採用した新しいプレーヤによって,「より美しくパワフルな視聴体験を提供できる」としている。

 新プレーヤでは,これまでの4:3のアスペクト比のビデオでも問題なく再生できる。4:3のビデオを再生する場合には,画面の左右に黒いバーが表示されてビデオは中央に配置される。

 ちなみに,YouTubeは同年11月10日,米メディア大手Metro-Goldwyn-Mayer(MGM)傘下のMGM Worldwide Digital Mediaと映画配信チャンネルの開設で提携したと発表している(既報)。