swapon
スワップ領域を有効にする(8)
構文
swapon -a [-e] [-v] [-f]
swapon [-p priority] [-v] [-f] ファイル
swapon -[s|h|V]
オプション
-a, --all | /etc/fstabファイルでスワップとして指定されているデバイスをすべて有効にする(ただしnoautoオプション付きのものは除く) |
-e, --ifexists | デバイスが存在しなければスキップする |
-v, --verbose | 詳細な情報を表示する |
-f, --fixpgsz | 現在のカーネルとページサイズが異なる場合は再初期化する |
-p priority | スワップの優先度をpriorityとして指定する(大きい数値ほど優先度が高い) |
-L label | パーティションをラベルで指定する |
-U uuid | パーティションをUUIDで指定する |
-s, --summary | スワップの使用状況をデバイスごとに表示する |
-h, --help | ヘルプを表示する |
-V, --version | バージョンを表示する |
説明
デバイスやファイルに用意されたスワップ領域を有効にする。またはスワップ領域の利用状況を表示する。スワップ領域はmkswapコマンドであらかじめ作成しておく。
使用例
/dev/sda5のスワップ領域を有効にする。
# swapon /dev/sda5
スワップ領域の利用状況を表示する。
$ swapon -s
Filename Type Size Used Priority
/dev/sda5 partition 2097144 1100 -1
関連事項
swapoff、 mkswap