ソリトンシステムズの「DME(Dynamic Mobile Exchange)」は、スマートフォン/タブレットなどのモバイル端末向けのビジネスプラットフォームである。MDM、MAM、MCMなどの一般的な機能も提供している。
最新バージョンでは、iPhone、iPad、AndroidデバイスからOffice 365のExchange機能が提供するメール、スケジュール、アドレス帳、添付ファイルの閲覧・編集が可能となったほか、社内ファイルサーバーアクセス機能、ファイルの編集機能などの機能を強化した。また、DMEを同社のクラウドで提供する新サービスメニューも発表した。
DMEは、「セキュア・コンテナ」と呼ぶ暗号化した領域をデバイス上に確保し、ユーザーはこの中で電子メールやPIM(カレンダやアドレス帳)などを利用する。セキュア・コンテナ内のデータおよびアプリケーションは、モバイルデバイス内の一般データ(私的なデータ)との間でやり取りできない。そのため、会社のデータはセキュア・コンテナ内だけで利用するなどして、セキュリティを確保する。万一、デバイスを盗難紛失などした場合には、管理者がリモートからセキュア・コンテナ内のデータを削除できる。
DMEには専用のビューア/エディタが搭載されており、セキュア・コンテナ内だけで、添付ファイルの作成や編集、ファイルサーバーや文書システムからダウンロードした文書の編集が可能。対応しているのは、オフィス文書(Word、Excel、PowerPoint)、PDF、テキストファイルなど。また、クライアントとしてiOSに加え、Androidデバイス(Android 4.1、4.2、4.3)にも対応した。
DMEの新メニューでは、Web接続サーバーやメール/PIM接続サーバーなど、これまでユーザーのイントラネットに設置していた専用の接続サーバーを、ソリトンシステムズのクラウドインフラに設置し、顧客サイトとVPN(Virtual Private Network)で接続するサービスを開始する。これらの接続サーバーは、顧客のイントラネットに設置されたExchange/NotesやWebサーバーとデバイスを接続するためのもの。これにより、社内ネットワークにVPN接続装置を設置するだけで、セキュアな電子メール、PIM(カレンダやアドレス帳)、Webアプリが利用できるようになる。
主なサービス内容 | スマートフォン/タブレットなどのモバイル端末向けのビジネスプラットフォーム。MDM、MAM、MCMなどの一般的な機能も提供する。最新バージョンは、Office 365への対応、社内ファイルサーバーアクセス機能、ファイルの編集機能などの機能を強化した。 |
DME本体の料金(税別) | 基本機能:1ユーザーあたり800円/月、 ビューアー:1ユーザーあたり200円/月 |
クラウド接続サービスの料金例(税別) | 3万2000円/月~(Web接続サーバー、100クライアントまで)、 2万5000円/月~(メール/PIM接続サーバー、100クライアントまで)、 5万7000円/月~(Web接続サーバー、メール/PIM接続サーバー、100クライアントまで) |
発表 | 2014年2月12日 |
提供開始 | 2014年2月12日 |