本記事は、
に発行した「日経パソコン用語事典2009」を基に掲載しております。内容は発行時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
世界各国の文字体系に対応させることを目的に開発された統一文字コード。すべての文字に2バイトのコードを割り振ることで、アルファベットや漢字などを統一的に取り扱える。Windows 2000/XPのほかWindows 98/Meの一部やMac OS 8.5以降で採用されている。
米アップルコンピュータ(現アップル)や米マイクロソフト、米IBM、米サン・マイクロシステムズ、米ノベルなど、OS開発を手掛ける米国企業が中心になって設立したユニコードコンソーシアムが提唱した。1993年にはISOの標準(ISO/IEC 10646)に採用され、日本でも1995年にJIS X 0221として制定された。JIS X 0208(第1水準、第2水準)、X 0213(補助漢字)に収録された漢字がユニコードに収録されている。JIS漢字コードとの間には、コード体系に規則性がないため、従来のJISコードで作成されたシステムとデータをやり取りする際に、テーブルを使った変換作業が必要になる。
英語などアルファベットを使用する言語は1文字を1バイトで、漢字を使う日本語や中国語などは1文字を2バイトで表している。このため、1バイト用に作成されたソフトを2バイト用に変更するローカライズの作業では、文字数の数え方などソフトの細部に及ぶ大改造が必要だった。ユニコードでは、一部の例外を除いてすべての文字を2バイトで扱うため、こうした不都合がなくなる。