ネットワーク大事典

ウイニー
Winny

本記事は、 2004年3月31日 に発行した「ネットワーク大事典」を基に掲載しております。内容は発行時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
「47氏」と呼ばれる日本人が開発したPtoP型のファイル交換ソフト。掲示板機能も備える。2002年末に47氏が正式版を無償公開して以来,ファイル交換ソフト「WinMX」の後継として日本国内で爆発的に普及した。Winnyの特徴はその匿名性の高さにある。ファイルの交換時は必ず第三者のパソコンを経由してファイルを転送する。よって,自分がダウンロードしているファイルがもともとどのIPアドレスを持つパソコンにあったかがわからない。PtoPネットワークを管理する中央サーバーも不要である。ユーザーは初期ノードと呼ばれるIPアドレスを指定すると,Winnyが作り上げるPtoPネットワークに参加できる。初期ノードはインターネットの掲示板などで公開されている。2003年には,バックボーン・ネットワークの大部分をWinnyのトラフィックが消費しているとして,Winnyに対して帯域規制をかけるインターネット接続事業者が現われた。また,音楽や映画のファイルが著作権者に無断で交換され,Winnyは著作権侵害の温床になっているとの指摘もある。2003年11月27日,Winnyの利用者2人が京都府警察本部ハイテク犯罪対策室と五条警察署に著作権侵害容疑で逮捕される事件も起こった。

関連用語

WinMX
PtoP
Gnutella

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