本記事は、
2004年11月22日
に発行した「情報・通信用語事典」を基に掲載しております。内容は発行時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
産業科学医療用バンド。産業用,科学用,医療用などの機器が使用するよう定められた周波数帯。日本では2.4GHz帯。電子レンジ,医療メス,LSI製造装置(エッチング装置,成膜装置)用などで用いられている。
この周波数帯は欧米では,無線LAN用にも開放されている。日本でも92年7月から,2471〜2497MHzのISMバンドを無線LAN用周波数の1つとして使えるようになった。伝送速度は256k〜2Mビット/秒で,送信電力は最大10mW,伝送距離は30〜100m。変調方式はスペクトラム拡散通信方式を使う。米国で製品化されている900MHz帯ISMバンドの無線LAN製品を,そのまま周波数だけを変更して使えるようにしている。900MHz帯は,日本では携帯電話で使用しているため使えない。
無線LANの別の周波数帯は19.485〜19.565GHzで,衛星放送やマイクロ波回線と同じ周波数帯である。5.2GHz帯も2000年春に開放されている。
また,無線通信のBluetoothでもこの2.4GHz帯を利用する。