通信業界に二つの大きな波が押し寄せてきた。携帯電話では,ソフトバンクが携帯電話事業への参入を正式に申請。12年ぶりとなる携帯電話事業者の誕生が間近に迫ってきた。2006年秋に始まる携帯電話の番号ポータビリティを控え,携帯電話はこれまで以上の競争状況に突入。新たな業界再編の可能性さえ見えてきた。固定通信ではFTTHが主役となる。7月に明らかになった東京電力とKDDIの提携交渉は,まさに東京電力が持つ光ファイバが焦点。ここに光ファイバの展開を進めているNTTグループの思惑が絡み,その矛先は通信事業を所轄する総務省の舵取りまでに及んでいる。2005年秋,それぞれの通信事業者が描く未来図に迫った。
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