空き容量の不足が悩みのタネなのは、パソコンのCドライブだけではない。スマートフォンやタブレットも、使っているうちに撮影した写真やアプリなどがストレージを圧迫し、空き容量がだんだん少なくなる。

 空きがないと、それ以上写真を撮影できなくなるだけでなく、アプリやOSの更新時に必要な領域を確保できず、果てはスマホの動作そのものに影響が出てくる場合もある。不要なファイルを削除して、十分な容量を確保しよう。

 まず、iPhoneの場合から操作方法を見てみよう。「ストレージを管理」画面を開くと、ストレージの状態を確認できる(図1)。使用済み容量と空き容量が表示され、利用中のアプリがサイズの大きいものから順に一覧で並ぶ(図2)。このアプリ一覧から、サイズが大きいわりに普段は使わないものをタップして削除しよう。アプリが蓄積した書類やキャッシュデータのサイズも確認できる。

iPhone


●「使用状況」からサイズの大きいアプリを削除
●「使用状況」からサイズの大きいアプリを削除
図1 「設定」→「一般」を開き、「使用状況」をタップ。「ストレージ」欄の「ストレージを管理」をタップする
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図2 ストレージの使用状況が表示され、サイズ順にアプリが並ぶ。一覧から選択すると、そのアプリが蓄積しているデータのサイズを確認できる。必要がなければ「Appを削除」を押して削除しよう
図2 ストレージの使用状況が表示され、サイズ順にアプリが並ぶ。一覧から選択すると、そのアプリが蓄積しているデータのサイズを確認できる。必要がなければ「Appを削除」を押して削除しよう
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