Windows Updateを実行すると空き容量が減る?

 Windows Updateを実行すると、Windowsの不具合を修正したファイルや、新しいドライバーソフトなどが追加されるため、空き容量は確実に減る。Windows 7 Home PremiumとWindows 8.1をクリーンインストールしてから、Windows Updateを実行した。すると、Windows 7は10.6GB、Windows 8.1は5.3GBも空き容量が減った(図1、図2)。上記ファイルに加えて、更新作業で使用した一時ファイルやフォルダーも「WinSxS」内に残り、ディスク容量を消費している。

図1 Windows Updateを実行すると、Cドライブの空き容量が少なくなる。Windows Updateを実行すると、「C:\Windows」内の「WinSxS」フォルダーにファイルを展開し、アップデート後もそのまま残るためだ
図1 Windows Updateを実行すると、Cドライブの空き容量が少なくなる。Windows Updateを実行すると、「C:\Windows」内の「WinSxS」フォルダーにファイルを展開し、アップデート後もそのまま残るためだ
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●Windows Updateの前後で容量を比較
●Windows Updateの前後で容量を比較
図2 OSをリカバリーした状態から、Windows Updateを実行したときの空き容量の変化。2015年3月上旬時点での比較である
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 もちろん、空き容量が減るとはいえ、Windows Updateを実施しないのは危険。無駄なファイルは定期的に削除しよう。