オンラインストレージといえば、複数のパソコンやタブレットなどとデータを共有できる便利なサービスだ。一般にオンラインストレージを使う際には、パソコンのストレージとクラウド上にある記録領域でデータの同期を取る(図1)。つまり、オンラインストレージとパソコンで、同じファイルを二重に保持していることになる。容量の少ないパソコンにとってこれが最適とは言えない。

●同期をオフにしてパソコンの空き容量を確保
●同期をオフにしてパソコンの空き容量を確保
図1 通常Webストレージを利用する場合は、パソコンのハードディスクとクラウド上のデータを同期させて利用することが多い。ハードディスクの空き容量が不足している場合には、「一部だけ同期」あるいは「クラウドのみ保存」という手段もある
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 空き容量を確保しつつ、オンラインストレージを活用するには、専用アプリによる全面同期をやめることが有効だ。ファイルのアップロード・ダウンロード時にはWebブラウザーを使う。アップロードしたファイルはパソコンから消してしまおう。

 Webブラウザーでの操作が面倒なら、フォルダーやファイル単位で同期のオン/オフを選ぶ機能を利用しよう。