Cドライブは、ユーザーが写真や動画、文書ファイルを保存するときの、標準の保存場所。自宅が荷物であふれたら物置や貸し倉庫に荷物を移すように、Cドライブがいっぱいになるなら、別のドライブにファイルを移すのが定石だ(図1)。外付けドライブの種類や、ファイルを移す具体的な手順を紹介しよう。

●かさばるファイルはCドライブから別ドライブへ
●かさばるファイルはCドライブから別ドライブへ
図1 あらゆるファイルをCドライブに保存していては、空き容量が不足してしまう。頻繁に使うファイル以外は、外付けドライブやオンラインストレージなど別の場所に移そう
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使い方に合わせた移行先を

 外付けドライブといっても、今はさまざまな選択肢がある。外付けハードディスクやNAS、USBメモリー、SDメモリーカードなどだ。データの量や、使っているパソコンのタイプによって、どのドライブを使うべきかの判断は変わってくる(図2)。例えば、自宅でしか使わないノートパソコンであればNASが有力な選択肢だが、外出時に持ち歩くなら、SDメモリーカードの方がよいかもしれない。

●パソコンの使い方で選ぶ増設用の外付けドライブ
●パソコンの使い方で選ぶ増設用の外付けドライブ
図2 パソコンの種類や使い方によって、利用する外付けドライブを選ぶ。デスクトップならUSB接続の外付けハードディスク、オフィスや家庭内で使うノートパソコンならNAS、持ち歩く携帯ノートならメモリーカードが有力な選択肢となる
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