画像や動画、音楽、仕事の文書、スマートフォンのバックアップ――。パソコンにはさまざまな機器やインターネットから集めたファイルを保存する役目がある。最近ではデジタルカメラの高画質化や通信回線の高速化によって、扱うデータのサイズはますます大きくなっている。
そんなデータの肥大化が進む中で直面する問題が、パソコンの空き容量不足である。「ディスク領域不足」「ディスクに十分な空き容量がありません」。そんな警告画面を見たことがある人もいるだろう(図1)。
Cドライブの空き容量が極端に少なくなると、最終的にはWindowsの動作が遅くなり、不安定になることもある。メモリーからあふれたデータをCドライブに退避させるといったシステム関連の処理ができなくなるからだ。