十分だったはずが、いつの間にか足りなくなるのがCドライブの空き容量。そのまま使い続ければ、Windowsの動作にも支障を来す。最悪の事態を避けるには、普段からの環境づくりが大切。今こそ「空き容量倍増計画」を始動させよう。(松元 英樹=日経パソコン、田代 祥吾、岡本 ゆかり、井上 健語=ライター)
空き容量を増やせ! システムドライブをスリムにする
目次
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[スマートフォン編]増える一方のアプリや写真をスッキリ整理
空き容量の不足が悩みのタネなのは、パソコンのCドライブだけではない。スマートフォンやタブレットも、使っているうちに撮影した写真やアプリなどがストレージを圧迫し、空き容量がだんだん少なくなる。 空きがないと、それ以上写真を撮影できなくなるだけでなく、アプリやOSの更新時に必要な領域を確保できず、果て…
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どこまで減らせる? 調べてみた やってみた
Windows Updateを実行すると、Windowsの不具合を修正したファイルや、新しいドライバーソフトなどが追加されるため、空き容量は確実に減る。Windows 7 Home PremiumとWindows 8.1をクリーンインストールしてから、Windows Updateを実行した。すると…
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[「増やす」編]最後の手段はハードディスク丸ごと交換
いくら不要なファイルを消しても、外部ドライブに移しても、十分な空き容量は確保できなかった――。その場合にはハードディスクを丸ごと交換するしかない。まずは自分のパソコンがハードディスクの交換が可能な機種かを確認しよう。デスクトップパソコンやスタンダードノートのほとんどは、ハードディスクを交換できる仕…
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オンラインストレージはすぐ使うデータだけ残す
オンラインストレージといえば、複数のパソコンやタブレットなどとデータを共有できる便利なサービスだ。一般にオンラインストレージを使う際には、パソコンのストレージとクラウド上にある記録領域でデータの同期を取る。つまり、オンラインストレージとパソコンで、同じファイルを二重に保持していることになる。容量の…
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[「移す」編] 「C:」→「外付けドライブ」へ一挙にデータを移行しよう
Cドライブは、ユーザーが写真や動画、文書ファイルを保存するときの、標準の保存場所。自宅が荷物であふれたら物置や貸し倉庫に荷物を移すように、Cドライブがいっぱいになるなら、別のドライブにファイルを移すのが定石だ。外付けドライブの種類や、ファイルを移す具体的な手順を紹介しよう。
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[「減らす」編]「今すぐ空きが欲しい」とき7つの必須テクニック
「容量不足のエラーが出てファイルが保存できない」という状況に陥ったとしても、慌てる必要はない。Windows上にはいつの間にか蓄積されてしまった不要なファイルがいくつもある。これらを削除すれば、数GBの空き容量がすぐに確保できるからだ。即効性のあるファイル削減テクニックを紹介しよう。
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[プロローグ]もはや誰も逃れられない、ドライブ「容量不足」の危機
画像や動画、音楽、仕事の文書、スマートフォンのバックアップ――。パソコンにはさまざまな機器やインターネットから集めたファイルを保存する役目がある。最近ではデジタルカメラの高画質化や通信回線の高速化によって、扱うデータのサイズはますます大きくなっている。
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