パソコンは意外に汚れやすい。端子類、排気口や吸気口といった所はほこりがたまりやすい。また、外装や画面、キーボードなどはほこりのほか触ることによる手の脂でも汚れる。汚れたまま使っていると、予期せぬトラブルが発生することもあるので、トラブルを避けるためにも、こまめに掃除しよう。
まずはUSBやSDカードスロットなどの端子類から見ていこう。コネクターやカードを頻繁に抜き挿しするため、特に汚れる。ほこりやゴミもたまりやすい部分だ。端子の内部が汚れていると、最悪の場合、接触不良が発生して周辺機器を認識しない、音が鳴らない、SDカードを認識しないといったこともある(図1)。端子にたまったほこりやゴミは、エアダスターで取り除こう。端子に向けて軽く1~2回吹くと、端子内部のほこりやゴミを除去できる(図2)。
USB端子やSDカードスロットは、内部の接触面もきれいにしておこう。どちらも端子内部が入り組んでおり、外からでは磨きにくい。そこで、専用のクリーニングキットを使うと便利だ(図3、図4)。専用のクリーニングキットは、USB端子やSDカードの形状をしており、端子やカードスロットに何度か抜き挿しするだけで、自然と汚れが落ちる(図5)。