セイコーエプソンの「EB-536WT」はインタラクティブ機能を搭載したデスクトップ型プロジェクターだ。付属の電子ペンを使って投写面上でペン操作ができるほか、オプションの無線LANを使用すればパソコンやスマートデバイスと連携もできる。3.9kgと持ち運び可能なコンパクトボディーながら、大型のハーフカットレンズを搭載し、一般的なプロジェクターの約半分の距離から投射できる「超短焦点」が特徴だ。

電子黒板機能を搭載した「EB-536WT」。直販価格20万8000円(税別)。
電子黒板機能を搭載した「EB-536WT」。直販価格20万8000円(税別)。
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ネットワーク機能を使えば、最大50台の端末と連携が可能。
ネットワーク機能を使えば、最大50台の端末と連携が可能。
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 本機は文教向けとしてラインアップされており、電子黒板を使った授業や生徒の持つスマートデバイスと連携した授業などでの活用が前提。とはいえ、プレゼンや会議などビジネス用途でも十分活用できる機能を備える。今回は東京・西新宿にあるショールーム「エプソンスクエア新宿」(詳細はこちら)で、投写能力や電子黒板機能、ネットワーク機能を体感してみた。従来モデル「EB-436WT」(83cm離しただけで80型ワイドを映し出せる電子黒板機能を備えたプロジェクター「EB-436WT」)とも比較しながら、パワーアップした点もチェックしていきたい。