写真●モニター一体型シンクライアント「A180W」
写真●モニター一体型シンクライアント「A180W」
[画像のクリックで拡大表示]

 アスクは2015年5月18日、台湾Atrust Computer製の23.6型フルHD(1920×1080ドット)液晶ディスプレイ一体型シンクライアントを5月下旬に発売すると発表した。OSにMicrosoft Windows Embedded 8 Standardを採用する「A180W」と、LinuxベースのAtrust OSを採用する「A180L」の2機種。価格は要問い合わせ。単品では販売せず、システムとしての販売を想定している。

 両機種ともインテルのBay Trailクアッドコアプロセッサーを搭載。2基のLAN端子を備え、2系統のネットワークに接続可能。デュアルディスプレイ構成が可能なDVI-D出力、5基のUSB 2.0端子と1基のUSB 3.0端子などを搭載する。

 ファンレス仕様による静音設計を採用。対応プロトコルはCitrix ICA/HDX、Microsoft RDP with RemoteFX、VMware Horizon View(PCoIP/RDP)で、仮想デスクトップ(VDI)やセッションベースデスクトップ環境を構築できるという。

 A180Wは、2GBのシステムメモリーと8GBのフラッシュメモリー(工場出荷オプションで16/32GBを選択可能)を搭載。A180Lは、1GBのシステムメモリーと4GBのフラッシュメモリーを備える。本体寸法は幅557×奥行き155×高さ428mm、重さは約4.2kg。