本棚にズラリと並んだ蔵書──冊数が多いと、持っている本を把握するだけでも大変だ。そんな人は、蔵書管理サービスを使ってみよう(図1)。蔵書の登録は、コンビニなどでおなじみのバーコードリーダーを使えば簡単(図2)。一般に流通している本は、ISBNや雑誌コードと呼ばれる数字がバーコードで記載されている。これをバーコードリーダーで読み込んで登録する。

●バーコードを読み取ってスイスイ登録
●バーコードを読み取ってスイスイ登録
図1 書籍や雑誌などに記載されているISBNや雑誌コードのバーコードを読み取り、蔵書管理サービスに登録できる。対応したサービスには「ブクログ」などがある。ブクログは、見栄えの良い仮想的な本棚を作れるのが魅力だ
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図2 3000円台と手ごろなUSB接続のバーコードリーダー。メーカー直販サイトやアマゾンなどで購入できる
図2 3000円台と手ごろなUSB接続のバーコードリーダー。メーカー直販サイトやアマゾンなどで購入できる
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 バーコードリーダーは、パソコンにUSBで接続すれば、すぐに使える(図3)。蔵書管理サービスはいくつかあるが、今回は「ブクログ」を例に紹介しよう。本を登録するには、検索欄にカーソルを移動し、日本語入力モードを半角にする。本のバーコード部分にバーコードリーダーをかざすと、読み取った数字が自動入力され、該当する本が表示される(図4~図6)。データは「アマゾン」の情報を参照しているため、アマゾンで扱っている音楽CDやDVDビデオなども登録できる。

●つないですぐに使える
●つないですぐに使える
図3 バーコードリーダーはパソコンにUSBで接続するだけで準備OK(上の写真)。ドライバーのインストールは不要で、自動的に「USB入力デバイス」として認識される(右)
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●蔵書管理サービスに登録
●蔵書管理サービスに登録
図4 初めてブクログを利用する際は、ページ右上の「新規登録」からユーザー登録を済ませておく。読み取り前に検索欄にカーソルを移動し、日本語入力モードを半角にする
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図5 バーコードリーダーのボタンを押すと赤い光が照射されるので、バーコード部分に近づける(1~3)。読み取るとピッと音が鳴る[注1]
図5 バーコードリーダーのボタンを押すと赤い光が照射されるので、バーコード部分に近づける(1~3)。読み取るとピッと音が鳴る[注1]
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[注1]一部の本はバーコードが2つある。通常は「978」から始まる上段のバーコードを読み取る
図6 アマゾンの登録情報を参照して、該当するものがあれば表示される。「本棚に登録」をクリックすれば、図1の本棚に表示される。ほかの本も登録するには、この作業を繰り返す
図6 アマゾンの登録情報を参照して、該当するものがあれば表示される。「本棚に登録」をクリックすれば、図1の本棚に表示される。ほかの本も登録するには、この作業を繰り返す
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