デルのノートパソコンは2つに分類される。一般的なノートパソコンを「Inspiron」シリーズ、ハイエンドノートパソコンを「XPS」シリーズと呼ぶ。

 Inspironシリーズは、11.6型、13.3型、14型、15.6型、17.3型の5種類がある。そのうち11.6型、13.3型、14型の小型製品は、画面を360度折り返すとタブレットとしても使える2in1タイプのノートパソコンだ。型番には規則性があり、シリーズ名のInspironの次に来る2桁の数字が画面のサイズ、次の4桁の数字はグレードを表す。3000シリーズが基本的な機能を備えた製品群、5000シリーズがバランスの良い性能と価格帯の標準モデル、7000シリーズが上級モデルだ。例えば、「Inspiron 15 5000」であれば、15.6型の標準モデルとなる。

 一方のXPSシリーズは、13.3型の「New XPS 13」と15.6型の「New XPS 15」の2種類がある。今回注目したのは、そのうちの「New XPS 13」だ。New XPS 13には、「New XPS 13 スタンダード」「New XPS 13 プレミアム」「New XPS 13 プラチナ」「New XPS 13」「New XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル」の4機種が販売されている。製品の違いは、搭載するCPUの種類や、メモリーとSSDの量、画面解像度とタッチパネルの有無だ。

 上記製品の本体色はすべてシルバーだが、本体色が異なる「New XPS 13 スタンダード・ゴールド」と「New XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル・ゴールド」もある。

「New XPS 13」は、13.3型ながら幅は304㎜に収まっている。同クラスのノートパソコンより10〜20㎜程度コンパクトだ。
「New XPS 13」は、13.3型ながら幅は304㎜に収まっている。同クラスのノートパソコンより10〜20㎜程度コンパクトだ。
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New XPS 13は4機種からなる。その仕様を表にまとめた。搭載するCPUやメモリーの量、画面の種類や画面解像度が異なる。
New XPS 13は4機種からなる。その仕様を表にまとめた。搭載するCPUやメモリーの量、画面の種類や画面解像度が異なる。
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