直井研究員(以下、直井):も〜い〜くつ寝〜る〜と〜お正月〜。お正月には餅食べて〜、おせちを食べて〜、お年玉〜。

平野所長(以下、平野):今日もなんだかご機嫌だね。気分はすっかりお正月だね。しかも、歌詞が全く違う気がするが、気持ちだけは伝わってくるから不思議だよ。

直井:所長、お年玉ください!

平野:う〜ん。もういい大人なんだから。まあ、今年はよくやったから、年末はこうして余裕が生まれているね。いいことだ。

直井:もう、やることも終わったので明日から休んでいいですか?

平野:ダメに決まっているだろ! 来年の仕事をちょっとでも前倒ししたらどうだい。研修資料の作成やコラムの執筆など、来年もやることが一杯あるんだからね。

直井:来年のことは来年になってから考えたいです。所長はちょっと生き急いでいます。

平野:これが普通だよ。仕事の抜け漏れがないか、じっくり考えてごらん。気持ちよく年を越すためにも、来年よいスタートをきるためにも、抜けや漏れをゼロにすることが大事だ。

直井:今年の質問は今年のうちにってことですね。

平野:ん?

直井:所長、質問がきていますよ。

これまで、仕事での新年の挨拶は年賀ハガキを出していましたが、来年からメールにしようか考えています。最近の傾向があれば教えてください。

平野:これは来年に持ち越してはいけない質問だぞ。

直井:分かっていますよ。年賀ハガキを止めて年賀メールにしようか考えているみたいですね。所長は「もう年賀ハガキは出さない」って宣言していますね。

平野:年賀ハガキは書かないけど年末年始の挨拶はちゃんとしているよ。もちろんメールだけど。

直井:今から年賀ハガキを準備するのも大変そうですね

平野:今回は、年賀ハガキと年賀メールについて話をしよう。そもそも、仕事で年賀ハガキを出す意味は何だろう?