直井研究員(以下:直井):所長、「iPhoneから送信」って、どう思いますか?

平野所長(以下:平野):別にいいんじゃない?iPhoneから送信したって。相手がパソコンで見る可能性を考えて、ちゃんと読みやすく書けばいいよ。私も、iPhoneから送信することがあるけれど、そのときは、文章量や改行の位置などに気を付けているよ。移動中でも、その隙間時間に仕事ができる。時間の有効活用には欠かせないツールだね。

直井:iPhoneなどのスマートフォン(スマホ)から、メールを送っていいかどうかという話ではないんです。

平野:じゃあ何のこと?

直井:iPhoneに標準で付いている「メール」アプリから送ると、署名の位置に「iPhoneから送信」って勝手に入りますよね。

平野:あぁ、あのことね。

直井:はい。「iPhoneから送信」って入るのが、今の時代は、どうなのでしょうか?と質問をいただいたんです。昔は、iPhoneユーザーであることをアピールしたい、iPhoneから送信していることを伝えたいから「iPhoneから送信」と表示している、という人がいたかもしれません。でも、今のスマートフォン(スマホ)の普及率から考えると、そんなにアピールすることでもないのかなと思いまして。

平野:そうだね。じゃあ、もうちょっと考えみようか。そもそも、なぜ、「iPhoneから送信」って表示されている人がいると思う?

直井:うーん……あ!「iPhoneから送信」と表示される設定を、どうやって変えたらいいか分からない人もいるかもしれません。

平野:分からなくなったら、すべての理由を書き出して整理、分類する。そうすると、自ずと答えは見えてくるよ。