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美人研究員は見た!ビジネスメール事件簿

話が噛み合わないメールの対処法

平野 友朗、直井 章子=アイ・コミュニケーション 2015/11/30 ITpro

平野所長(以下、平野):直井さん。そう言えば、あの件ってどうなったかな?

直井研究員(以下、直井):ビジネスメール実務検定試験3級の参考書と問題集の件ですよね。いま進めているところです。このままいくと年内には完成しそうです。

平野:そっか。それはよかった。じゃあ、あっちの件はどうなっているかな? 確か、今日が締め切りだったよね?

直井:研修資料の件ですね。ちょうど、さっき完成したところです。

平野:ありがとう。じゃあ、このままよろしくね。

直井:……。

平野:どうしたんだい?

直井:いつもなら「あの件じゃ何のことか分かりません!」って言うところなのに、なんだか話が通じていたので、なんでだろうって思いまして。

平野:話が噛み合うのが不思議なのかい? それなら簡単だよ。

直井:簡単じゃないですよ! 「あの件」とか「この前のあれ」とか「先日の件」とか指示代名詞が多いとややこしくなってしまって、話も通じないし、大変なんですから……。

平野:ほ〜。話が通じないんだ。最終的にはどうなっちゃうの?

直井:例えば、以前ある編集者さんと取材の記事について話をしたとき、相手は来月号について話をしていたのですが、私は今月号についてだと思って話をしていて。同じ「記事」の話をしているから、なんとなく話がつながっていたのですが、10分くらい話して、やっと誤解に気付いたんです。

平野:それは完全にコントだね。お互いが違うものを見て話しているけど、なぜかちょっとだけ噛み合ってしまっている。周りの人は気付くかもしれないが、本人は「それが正しい」と思っているから気が付かないことがあるんだ。

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