直井研究員(以下:直井):所長~戻りました。
平野所長(以下:平野):A社との打ち合わせ、どうだった?
直井:バッチリです!
平野:うまくいったようだね。
直井:ビジネスメールの社内ルールを一緒に作ることになりました。
平野:ほう。
直井:A社では、特に決まったルールはなかったのですが、先日、メールでトラブルが起きて、お客様からクレームがあったそうです。それで、ルールが必要なのではないかという話になりました。
平野:そういうことだったんだね。お役に立てそうだね。
直井:はい。がんばります。
平野:社内でメールのルールを作成することによって意識が高まり、ミスを減らしてトラブルを防げるようにしたいね。
直井:担当の方も、そうおっしゃっていました。
平野:メールの問題は、大きなトラブルが起きて初めて取り上げられることがあるけれど、それでは遅い。小さな失敗やトラブルは、至るところで発生している。その段階から、改善に取り組めるといいんだけどね。
直井:そのようなメールが届いていましたね。
送信者名:sakamoto@example.com TO:ビジネスメール研究所 info@example.co.jp 件名:ビジネスメール教育の必要性について ビジネスメール研究所 平野様、直井様 お世話になっております。 ○○株式会社の坂本と申します。 弊社では、ビジネスメールの教育研修の機会がなく みんな、我流でメールを使っています。 ビジネスメールの基礎が身に付いていないからか、 メールによるトラブルが起きていて 社内でもメールの書き方が問題になることもあります。 みんなが、きちんと学ぶべきだと思うのですが なかなかうまくいきません。 大きな問題が発生してからでは遅いので ルール化も検討しています。 また、ご相談させていただければと思います。 よろしくお願いいたします。 (署名省略)
直井:メールについて教えてもらったことがない、我流で使っているという声は多いですね。