使っていないメールアドレスにも迷惑メールが届く

 Webサイトなどにメールアドレスを登録したことで、迷惑メールが急増するのはよくある話。しかし、アカウントを作っただけで、全く使っていないメールアドレスにも、いつの間にか迷惑メールは続々と届く(図1)。

●ランダムな送信で見つかる場合も
●ランダムな送信で見つかる場合も
図1 設定しただけで全く使っていないメールアドレスにも、いつの間にか迷惑メールが続々と届いている

 悪質業者がメールアドレスを収集する方法はいくつかある。メールアドレスの「@」の前の文字列をランダムに指定して送信するのもその一つだ(図2)。大半は送信エラーになるが、エラーが戻らなかったアドレスは受信者がいると判断できる。

図2 悪質業者は「@」の前の文字列をランダムに指定したメールアドレスで数多くの迷惑メールを送信する。それらのうち、エラーメッセージが戻ってこなかったメールアドレスは受信者が存在すると判断して、以降も使い回す
図2 悪質業者は「@」の前の文字列をランダムに指定したメールアドレスで数多くの迷惑メールを送信する。それらのうち、エラーメッセージが戻ってこなかったメールアドレスは受信者が存在すると判断して、以降も使い回す
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 携帯電話事業者のメールアドレスなら、迷惑メールフィルターの設定を行おう(図3)。迷惑メール対策の機能で定評のあるGmailなどへの乗り換えもお勧めだ。

図3 携帯事業者が提供するメールアドレスなら、ユーザーごとの設定画面で迷惑メール対策を行おう。迷惑メールのフィルター機能が優れているGmailなどに乗り換えるのも手だ
図3 携帯事業者が提供するメールアドレスなら、ユーザーごとの設定画面で迷惑メール対策を行おう。迷惑メールのフィルター機能が優れているGmailなどに乗り換えるのも手だ
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