「ホームページ」が見知らぬWebページになる

 Webブラウザーの「ホームページ」が、突然変わってしまうことがある。それが見覚えのないWebページなら、知らないうちにソフトがインストールされたのかもしれない。

 無料ソフトなどでは、同時にほかのソフトのインストールを勧めてくるものがあり、多くは同時にホームページの変更も促す。大手が提供するPDF閲覧ソフト「Adobe Reader」のダウンロード画面でも、ほかのソフトのインストールにチェックが入った状態で表示される(図1)。

●大手ベンダーの無料ソフトにも“オプション”
●大手ベンダーの無料ソフトにも“オプション”
図1 PDF閲覧ソフトの定番「Adobe Reader」のダウンロードページ。大手サイトでも、ほかの無料ソフトのインストールにチェックが入った状態で表示している場合がある
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 一方、インストール途中の画面でほかのソフトのインストールを促すという無料ソフトもある(図2)。悪質なソフトだと容易に元に戻せないので注意したい。

●インストール途中で無理強いするやり方も
●インストール途中で無理強いするやり方も
図2 無料ソフトの中には、インストールの途中で余計な設定を仕向けるものがある。この画面のソフトでは「Special Offer」としてWebブラウザーのホームページと検索サイトの変更を推奨してくる。変更のチェックを外して次に進んでも、「変更ならOKを押す」という内容の確認画面になり紛らわしい
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