自分の行動が検索結果に組み込まれている

 「Google」で検索を実行すると、検索結果の表示画面に、各サイトへの自分のアクセス回数やアクセス日時が記載されることがある(図1)。キーワードの入力欄で冒頭の数文字を入力すると、過去に別の端末で入力したキーワードが候補として提示されることもある(図2)。

●Webサイトへのアクセス回数などが検索結果に現れる
●Webサイトへのアクセス回数などが検索結果に現れる
図1 Googleの検索結果には、自分が過去にそのページに何回アクセスしたか、いつアクセスしたかが表示されることがある
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図2 Googleで検索キーワードの一部を入力すると、別の端末で過去に入力したキーワードも候補として表示される
図2 Googleで検索キーワードの一部を入力すると、別の端末で過去に入力したキーワードも候補として表示される
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 こうした情報は、グーグルのシステムに蓄積された検索履歴を基に表示される。グーグルのサービスを利用するためのID「Googleアカウント」でログインした状態なら、検索履歴は初期設定で残されている。ログインしていない状態でも、Webブラウザーの「Cookie」として残されている情報がある。