写真1 UQ mobileを契約してみた。店頭では写真左のカードのみが売られており、Webで手続きすると、SIMカードなどが送られてくる。SIMカードの表記などを見えるとauがMVNO用に作ったキットのように見える
写真1 UQ mobileを契約してみた。店頭では写真左のカードのみが売られており、Webで手続きすると、SIMカードなどが送られてくる。SIMカードの表記などを見えるとauがMVNO用に作ったキットのように見える
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 12月18日からUQ mobileのサービスが始まりました(写真1)。UQ mobileは、auのネットワークを使うMVNO(Mobile Virtual Network Operator。仮想モバイルネットワーク事業者)です。筆者は、ソニーの「VAIO Duo 13」を所有しており、それには、auにSIMロックされたモバイルネットワークアダプタが組み込まれています。当初は、auのLTEネットワークを利用するつもりでしたが、あまりに費用が高く、筆者はauの契約も持っていないため、割引もなく利用を断念していました。

 auには、既にケイオプティコム社のMINEO(マイネオ)というMVNOがあり、1GB/月で980円とそれほど高いものではないのですが、最低契約期間が1年になっていたため、利用を躊躇していました。

 というのも、現在は多くの企業がMVNOに参入しており、競争が始まった段階なので、サービスもいろいろあり、1年も特定のMVNOに「縛られる」のは、得策ではないからです。たとえば、NTTドコモのMVNOならば、現在は1GB/月で712円(DMMモバイル。税込み価格)から利用可能です。

 auであっても、当初は、MINEOだけでしたが、現在ではUQ mobileがサービスを開始しています。そういうわけで、もし、UQ mobileのことを知らずにMINEOを契約していたら、すごく残念な気持ちで1年を過ごすことになったかもしれません。