みなさん、モバイルしていますか? 7月に入り2015年が半分過ぎてしまいました。早いですね。この半年の間も、多数のデジタルガジェットが発売されました。

 その中でも、かなりユーザーを選ぶコアなガジェットがあり、ユーザーとしても、トライアルのつもりで購入した商品があります。用途が限定されるコアなガジェットは、使い始めは楽しいですが、興味が長続きしない傾向にあります。しかし、その中でも、意外に活用しているコアガジェットが3点ほどありますので、ご紹介します。

Apple Watch:期待半分でも、毎日使えるデバイスに

写真1●Apple Watch
写真1●Apple Watch
iPhoneの通知センターの代わりとして、通知を受けているだけで、十分な機能を発揮します
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 アップルからスマートウオッチが出るのでは? というのが、ここ数年の話題でした。それがついに実現したのが、Apple Watch(写真1)。2015年4月24日に発売となりました。スマートウオッチは、私自身、長年使ってきました。初期の頃は、パソコンとケーブル接続するタイプから、Bluetoothでデータをスマートフォンから受信するタイプなど、様々でした。ただ、残念ながら、どのスマートウオッチも、1カ月ほど使って、使用を断念することが多かったです。その理由としては、時計としての使用感と、データを閲覧しにくい点です。

 いろいろなデータを閲覧できるスマートウオッチは、装着していて楽しいのですが、逆に、腕時計として考えると、残念な仕様となっていました。腕時計としては厚みが大きく、装着感に違和感があって、長時間にわたって装着するのが困難だったりすると、一日中装着する必要のある腕時計としては、致命的な欠点となります。

 また、データ閲覧に関しても、スマートウオッチにプッシュされるデータを見るために、狭い画面で操作するのが煩雑で、結局不便に感じてしまい、データ閲覧機能をあまり使わなくなってしまう、ということがありました。かと言って、データ閲覧をせずに腕時計機能だけを使うには、装着感に問題があり、使わなくなってしまう、というパターンです。そういった経験もあり、Apple Watchには期待は半分くらいでした。アップル製品の新しいカテゴリーの初号機なので、記念で購入しよう、という意図もありました。そんな気持ちで、発売日に、量販店にて行列して購入したのが、Apple Watch Sportです。